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防研図書館行きたい。。。。。。

12/31のコミケで発売されたj-tank18号。早く入手したいものだ。
その中で、「戦争末期の戦車生産計画について(その1)昭和19年度の装軌車整備計画」
に注目している。
これについては、古くは「帝国陸軍機甲部隊」(加登川幸太郎著 原書房1981年8月刊)で紹介された、
昭和19年の軍需動員計画上の整備計画数
軽戦車 0
中戦車 0
水陸両用戦車 0
砲戦車 0
チト車 5
チリ車 5
ホリ車 5
装甲兵車 400
「要するに軍需動員的に見る限り、日本機甲部隊のこのあたりで"生涯"を終わっていた。」
という記述や、これを裏付ける戦史叢書「陸軍軍需動員<2>実施編」(防衛庁防衛研修所戦史室著 朝雲新聞社1970年1月刊)の付表がある。

しかし実際には一式中戦車や三式中・砲戦車、特二式戦車や自走砲類が生産されていてよく判らなかった。
これは昭和19年度軍需動員の整備計画が昭和18年度中に策定されており、生産の遅延による繰り越しや戦況の変化により変更されている経過が纏められていなかったためだ。

ここらへんは24年度にアジア歴史資料センターで公開された、防衛研究所所蔵資料の軍需動員により経過の概要は掴めた。
ただ軍需動員だけでは実際の結果はまだよく判らない。

公開されていない中央軍事行政兵器などの資料が満載されていることを期待してしまう。



ところで、アジア歴史資料センターで公開され安心していた軍需動員だが、今日よく見直したら349しか公開されていなかった。それも、697あるうちの560までしか無く、まだ防研図書館行かなきゃ見られない史料が山ほど。。

それと多分来年度公開されるだろう文庫-柚にも、敗戦処理の歴史的に重要な史料に交じって機甲関係の書類が散見される。全部公開されればよいのだが。。。
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重平

Author:重平
戦車を作っています。
ツボなのは
旧陸軍戦車・自走砲・火砲
ドイツ3号、4号戦車とバリエーション
冷戦時代~20世紀末

最近、敵ばかり作っているような気が。。(あっ敵戦車の模型って事ですよ?)

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