新製品話題

去る2011年11月7日、AFVクラブのM42ダスターのテストショットが遂に。。。

そしてもう予約が始まりましたね。

でも、タミヤのコレを完成させないうちは、多分買わないと思います。

SP1000296.jpg

仕様としては、
・車体 タミヤM41にM42部品を移植、前部自作
・履帯 モデルカステンのブラッドレー/LVTP-7(K-21)改造+ドラゴンMLRS改造
・細部 エデュアルド35039、タミヤM41&61式&74式、自作パーツ
・乗員 タミヤ61式&74式
・1984年7月22日の東千歳駐屯地の創立記念パレードに出場した第7高射特科連隊の車両

等で行こうとしています。


1984年の第7高射特科の写真はPANZER 84年9月号に載っており、確か自分の知っている最後の生きている姿なのですが、当時この号がAWX(現在の87式自走高射機関砲の試作車)のスクープ特集というのもなお象徴的な出来事でした。

車体前部がプラ版なのは、「日本の戦車(新版)」の側面図で、乗員ハッチ面が前傾しているのが判ってしまい、しかも車体下部もM41に比べ前部が延長されているように見えたので、作り直してしまったからです。

それと履帯にわざわざモデルカステンとドラゴンを使っています(色の濃いほうがドラゴン)。
接地面に厚みの薄いドラゴンを使用することで、地面にめり込んだ重量感を再現する・・・というアイデアです。
がっ!それは当然自分をごまかす理由に他なりません(笑)。もちろん本音はモデルカステン節約のためです___。
今では「本物の」AFVクラブのM41用連結可動式履帯が出ていて、偶然それを入手しているのですが、使う気は毛頭ありません(←エラソー)。この履帯が発売される前にM41転輪&サスセットが出ましたが、そちらは未入手。


このダスターには他のとは違った思い入れがあるので、なんとか決着をつけたいと考えてます。

思い出話も色々ありますが、またいずれ。

続・山下軍事視察団報告資料 技術(2)

ジェノバ「アンサルド」工場視察記事 (イタリア到着は昭和16年5月18日)
(中略)規模より推定するに一四瓲戦車月製約100台程度なり。
二.戦車工場
1.製品
(1)四〇式戦車
 重量 14瓲
 速度 37km
(2)砲戦車
 全重量 約13瓲(車体は13瓲戦車と同じ)
 速度  37km
 武装  18口径75粍砲(砲身は三四式山砲のものに同じ 重量172瓩)
  砲身は内管交換式にして且つ被筒に収めらる
  高低方向は前面装甲板に装着せられたる球面砲架に依る
   高低射界 正20度 負12度
   方向射界 左右15度
  後座長 350mm
 鋼板厚
  砲塔及び前面 約25粍二板張り
  側方  約25粍(推定)
  其の他 約10粍
 本砲戦車は試製中のものと称し、約10台の完成品を見受けたり
 尚、球面砲架と鋼板の間には間隙多く、又、前面二板張り鋼板の密着不良なり

三.火砲工場
2.製品
(1)9糎高射砲約40門完成せるを見たり
(2)砲戦車(独軍の突撃砲)用7糎半火砲十数門の完成せるを見たり
(3)車載9糎高射砲(自走式)
 (中略)全重量を7瓲、自重4瓲と称するも、全重量は約10瓲と見たり

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砲戦車とは、当然セモベンテM40のことで、ものの本によるとプロトタイプが完成し軍に引き渡されたのがこの年の2月10日、そして60両が正式に発注されたということで、そのうちの最初の10両だったのではないでしょうか?
それにしても、イタリア軍でも「ドイツ突撃砲の真似」として開発し、セモベンテ(自走砲)という名称なのに、なぜ「砲戦車」とされたのでしょうか?(しかも、後に装備部隊は「突撃砲グループ」だとか。。。)


・・・山下視察団の記事はひとまずこれで終わりにします。

続・山下軍事視察団報告資料 技術

其の二
「ダイムラーベンツ」工場視察記事
「マリエンドルフ」「ベルリン」工場 P43~ 
3号戦車関係
車体装甲板は前後とも約50mmで、後面を前面と同一厚とせるは注意すべし
工場内にて作業しあらざるものの中には未だ50mm以下のものもあり

その他の参考事項
重役の言に依れば一車の完成一般的に約3カ月、急げば1カ月と云う

手持ち本等で確認できると高をくくり、うかつな事にこの時の日時を写してこなかったのですが、前述の「帝国陸軍機甲部隊(加登川幸太郎・原書房)」、「日本戦車開発物語(土門周平・光人社NF文庫)」ともに載ってませんでした。
確か5月上旬のことだったと思います。
この時(昭和16年(1941年)5月)、3号戦車のラインは3月から記述通り50mm装甲のJ型に切り替わっております。
で、以前のH型は4月まで生産されたということになっていますが、このときにもまだ工場にあったということですね。
「作業しあらざる」という文意が今一つわからないのですが、完成したから作業してないのか、作業が中止され放置されているのか判断しかねます。

それと重役の話ですが、この工場では3号のほか重牽引車(ハーフトラック)を製造しており、どちらの事を言ってるのか判断がつきかねるのですが、文脈からすると3号戦車のことと思われます。

続く

山下軍事視察団報告資料 技術

71ページ目
「マグデブルグ」兵器廠視察
二 装甲車両兵器廠
(二)完成車両倉庫
見学したる戦車装甲車の種類概ね左の如し
I號戦車、II號戦車、III號戦車、IV號戦車、指揮戦車、突撃砲
兵車、スコダ戦車、ダネーク(チェッコ)戦車、軽装甲車、重
装甲車、佛軍製押収戦車

 スコダ戦車、ダネーク(チェッコ)戦車というのが目を引きます。
 スコダ=35(t)、ダネーク=38(t)。
 ダネークはCKD社のD


122ページ目
四 戦車工務兵に対する教育計書
IV教育の目的
戦車I、II、III、IV及び三八(屯)に就いての技術的理論的教育
之等戦車の取扱法、工場及び第一線に於いて要求される程度の
修理、救援作業、手入

 >三八(屯)
 繰り返し書かれているので誤植等ではありません。
 この書類の約30年後(1971年以降)、38(t)を「38トン」て読んでた人は多数と思います。
 これが誤りでなかった事がここに証明されていました。当時の第一人者がそう言っていたのですから、後世の人達が自然にそう呼ぶ事は、犬がワンと鳴き、太陽が東から昇り西に沈むことと同じくらい当たり前のことなのでしょう。

続く

防研詣で

久しぶりに防衛研究所へ赴き、図書の閲覧をしてきました。
今回はの目当ては昭和15年~16年の独伊派遣軍事視察団(山下軍事視察団)関係の「山下視察団報告1 2」、「・・・報告資料 技術 其の1其の2」です。
この事業の経過や意義については、「帝国陸軍機甲部隊(加登川幸太郎・原書房)」や、「日本戦車開発物語(土門周平・光人社NF文庫)」に書かれてます。
この中から、いくつかかいつまんで紹介します。

まず「報告」のほうから。

独軍戦車師団の編成表。
戦車大隊の編成で、大隊本部-本部中隊-3個中戦車中隊-1個砲戦車中隊-1個材料廠
と書かれているのだが、手持ち資料と照合すると、どうやら対仏侵攻時のA型の戦車大隊のようだ。
ちょっと3個中戦車中隊というのが気になるが、もしかすると中隊本部以下の中戦車中隊は第2と第3中隊のため起きたものであろうか?また予備中隊においては日本風に材料廠とされていると思われるので、砲戦車中隊=中戦車中隊ととって間違いないであろう。
この場合、砲戦車=4号戦車の事であるが、そうだろうと思っていても、時資料において確認できたのは初めてだった。

続く

レッツ!カーモデリング

昨日は暖かかったですね。車の中は暑いくらいだったので、暖房代節約のため(ウソ)、久々にカーモデ。

八九式は離型材落としをして乾燥中だったので、ちょっと別の物に手を付け始めました。

一年前に買ったコレと、
panzerjager 1
このパーツを組み合わせると出来る、
SPCA3C9394.jpg
あのカオス系アレです。
SP1000276.jpg
(まだ、引き返せる状態ですねw)

この車両ですが、やはり、サイバー白箱で発売された際の国内商品名、

「7.5cm戦車砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲」じゃ長すぎますよね。

そこで別の呼び名を考えた際、まず白箱のボックスロゴを見ると、
「Panzerjaeger I B mit 7.5cm StuK40 L/48」

これを直訳すると、
「7.5cm40式突撃砲48口径長付き1号戦車駆逐車B」

その直訳気味なのを直すと、
「40式48口径7.5cm突撃砲装載1号B型戦車駆逐車」

おお!文字数が変わって無い。いやまあそれはともかく、ますます長くなっちゃいましたね。

このサイバー白箱の元ネタである、パンツァーレックス2では、
「Pz.Kpfw.I mit 7.5cm StuK40」=「7.5cm40式突撃砲装載1号戦車」。

まだ長いですね。この際、「1号突撃砲」でいいんじゃね?
いやしかし、「突撃砲」と言うにはあまりにオープントップ過ぎなムキ出し加減。

それじゃあ、ベース車両はなんつうん?という事でフジミの商品名を見ると、
「ドイツ陸軍駆逐戦車『1号自走砲』」です。
で、まあ普通これは「1号対戦車自走砲」って呼ばれてますね。

なら、「1号自走突撃砲」いや、「1号突撃自走砲」なんてのはどうでしょうか。
いや~事実とハッタリの絶妙なバランスを兼ね備えた的確なネーミングですね。実に中二病っぽいとも言いますがw

と言う事で、当ブログでは当該車両の事を
「1突」
と略す事にしました。異論は認めます。
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重平

Author:重平
戦車を作っています。
ツボなのは
旧陸軍戦車・自走砲・火砲
ドイツ3号、4号戦車とバリエーション
冷戦時代~20世紀末

最近、敵ばかり作っているような気が。。(あっ敵戦車の模型って事ですよ?)

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