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砲戦車と自走砲 カダス戦車博物館

とらのあな通販で購入。
初心者向けを目指し、要点を絞って執筆したとのことだが、アジ歴に整備されていない防研資料や、偕行文庫所蔵資料も使いかなり本格的な解説本となっている。
この手のまとまった通史はなかったように思うので、マイナー日本戦車好きには必読。
これからも増補改訂してくとのことで先も楽しみだ。

40ページで1200円(税別)はちょっと高い気もするが、グランドパワーの約半額と考えればまあ納得。
一人でここまで作ったのも敬服するが、バックには「丸」に多ジャンルにわたる驚異的な連載を続ける小高氏と、とある戦車研究家がいるということで、更に人脈を増やし研究を深めていってくれるだろう。

個人的な感想だが、某A氏の研究が色濃く反映されていて、どの程度著者独自の研究が記述されているのかを測りかねるのが惜しいと思ってしまった。しかし最近の「丸」を読んでれば、最新の研究成果なんだからそうなるしなあ。。

増補改訂の際は、本文の推敲、横向き資料の天がノドに来る綴じ方なのを見開きで同一方向になるように直して欲しい。
今後も期待。

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趣味ができなくなる(3月ごろ)→家事ができなくなる(4月ごろ)→仕事ができなくなる(7月から)という、ついにうつ発症か?いや、オレ不真面目で責任感ねーし、、という恐ろしい状況になってたが、恒例の夏バテだったのか、朝晩涼しくなったのと夏コミ本のおかげもあり復調気味。
いやー唯一の精神安定の場である仕事までヤル気無くなった時はかなりヤバイと考え(思ってはいない、頭で考えただけ)、無理にでも趣味を再開しようとしたところにいいタイミングでいい本がでてくれましたわ。その点も感謝。
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一式中戦車図面集(上巻)(その1)

国本戦車塾の第7号購入。

内容は図面だけで素晴らしいが、安藤画宇氏の鳥瞰図がこれまた素晴らしい。

驚いたのは砲塔側面装甲が16mmだということ。
戦車マガジン別冊「97式中戦車」に掲載された新砲塔チハの諸元表だと25mmだ。

図面番号は、装甲板の番号はチハと同じ物が無い。
砲塔前面は増厚の装甲板を留めるリベットの穴のせいで違うのは分かる。
しかしそれ以外の全てが別と言うのはどういう事だろうか?

チハは砲塔側面25mm、チヘは16mmという事かもしれない。
そうすれば砲塔後部については側面、後面、底面、砲塔リング装甲とも寸法が変わるのは分かる。

しかし砲塔上面まで別部品とは??

鳥瞰図では砲塔後面と側面の組み合わせがチハと異なっており、チハでは側面に溶接ビードが見えているのに対し、チヌ車やホイ車、チリ車のように後面に接合線が描かれている。

これは!と思い手持ちのチヘ写真を見たが、確認できるものはチハと同じであった。

もしかして生産段階でチハ同様になったが、本来のチヘ特徴なのでは?と新発見をした気分となった。
しかし...よくよく図面を見直したら、チハと同じく側面に接合線が出るような組み合わせが確認でき、まったくのぬか喜びと終わった。

2冊買ったが、希望者が多ければA4判かB4判で出すそう。欲しい。

2011年7月の本(2)

「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他 日本の陸戦兵器徹底研究」
の続き

車載機関銃は同社「小銃 拳銃 機関銃入門」からの加筆転載。
  • どの機銃もすべて加筆。
  • 図版、写真とも大幅に追加。
  • なお車載型機関短銃の記述は今回も無かった。

車載用機関短銃は国本康文氏の同人誌「試製機関短銃(百式機関短銃)」に写真が載っている。
三式砲戦車ホニIIIの装備として機関短銃3丁が車内に格納されているが(アーマーモデリングに掲載)、簡略化された図ではその写真とは異なり一〇〇式機関短銃の形(ただし着剣装置無し)だった。

九二式十三粍機関砲に関しては、同じく国本氏執筆のグランドパワー2010年6月号No.193(以下GP193)と比べたところ、GP193のほうが組立図が多かったが、同じ図でも一部本書のほうが鮮明で、見開きなのが惜しまれる。
また記事としても記述の差があるので、興味がある人は両方持っていて損は無い。・・・と言ってもGP193は装甲車の特集なので、本ブログをご覧の方はむしろこちらが本命かもね。

タイトルの歩兵砲及び対戦車砲に関してはその都度見比べるつもり。なのでレビューは無し。
一点、対戦車砲の項では試製五式七糎半対戦車砲及び試製十糎対戦車砲は削除され、自走砲の項へ移動しているのはGP173と同じ。原典の「日本の大砲」(出版協同社)では対戦車砲の項に掲載されていた。

前回記事で最後の文が四式一五糎自走砲になっていたのを修正しました。正しくは試製四式重迫撃砲。

2011年7月の本(1)

ここ二ヶ月というもの趣味にカネを掛けなかったんですけど、佐山二郎氏の新刊
「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他 日本の陸戦兵器徹底研究」
IMG_1759.jpg
が発売されたので買ってきました。
取り急ぎグランドパワーの2008年10月号No.173「日本陸軍の戦車砲と自走砲」(以下GP173)の部分を比較したところ、
  • 毘式戦車砲割愛

  • 九〇式五糎七戦車砲、九四式三十七粍戦車砲、九四式七十粍戦車砲、九七式五糎七戦車砲、一式四十七粍戦車砲は加筆あり。
  • 図版はやや省略、物によっては本書の方が図表が見易いかも。

  • 自走砲は加筆修正無し。試製四式重迫撃砲のP534では「八九式装軌貨車」なっているが「九八式装軌貨車」の誤植。GP173では九八式になっている。
  • 一式七糎半自走砲、四式十五糎自走砲はフィリピンで撮影された初めて見る写真が掲載。

    • 一式七糎半自走砲は既に発表されているもののアングル違いで、車内の様子が不鮮明ながら写っている

    • 四式十五糎自走砲は米兵を載せ市中を牽引される写真。民間人も写っている。


なお試製四式重迫撃砲(三迫)の弾薬車については、本書で昭和19年11月には完成していたことが判るが、防研に残っている8月22日から12月23日までの記録には無い。また、この弾薬車の図面は見つかっていないと思われる。

続く

12月の雑誌

○丸1月号別冊 陸上自衛隊の戦車
 丸の先月号を探していたらもう次号の別冊が出てしまった。(でも買ったのは今日。)
 巻頭の10式戦車(試作車)のカラークローズアップに始まり、シャーマンやM24の生きている写真、戦車にとどまらず自走砲や工兵機材も網羅、なぜか旧軍戦車にも一定の頁を割いている。
 この本の注目は『「74式&90式」整備マニュアル』だろう。実際の現場でも使われているマニュアルからの転載なのだろうか?

○歴史群像
 先月発売だけど今日購入。
 「帝国陸軍国産戦車開発の軌跡」田村尚也氏。<世界でも稀な独自の運用思想>という副題につられ、立ち読みしきれないのでつい購入。アジ歴の参照を記載してくれてあるのが有難い(というか普通こうであってほしい)。
 昭和十三年の混成独立第一旅団の解体までを解説、続編を期待する。ちなみに次号はイギリス戦車開発史。

○アーマーモデリング
 結構品薄で、今月は用心のため発売日に購入。13日の18時30分頃4冊残っていたが、26日に再度書店に行くともう売り切れていた。
 八九式作例は吉岡氏の記事が組立→塗装と分かりやすい構成になっており非常に良かった。竹氏のは小見出しにもあるが、フィギュアが全部男前なのが不自然で斬新だった。高石氏のは元キットがグムカなのが原因かもしれないが、エッジが不自然に強調されていて、一昔前のドライブラシ仕上げのように見えるのがアレレな第一印象。ローガンはまあオレの目標設定というかハードルだな。
 P51の写真で九二式五トン牽引車の履帯が八九式と同じとあるが、九二式八トン(ニク)の間違いでは?ニクもこれで立体化の夢がまた一歩近付いた訳ですが、曳くのが八九式十五加では、ピットロードも開発中止しちゃったしなあ。
 シャーマン道の連載休止の報は残念。タスカのおかげでシャーマン迷宮もかなり整理されてきたが、その上でガイドラインとなる「模範連載」(オレ基準)であり続けたと思う。再開に期待。

カマド「日本陸軍の戦車」

13日発売の本を一足先に入手。

八九式中戦車甲乙の外見的識別点についての金さん説が、古是氏によって種明かしされました。

すなわち今年の静岡ホビーショー記事に書いた「武器学校の断ち切った(ママ)タイプの後部フェンダー」・・・実際には延長された後部フェンダー・・・こそが乙型の唯一の差異であるという説のことです。

てっきりアーマーモデリング11月号に答えが載るのかと思っていましたが、こちらで先に載るとは、しかもこれほど八九式にページを割くとは想像もしていませんでした。

答えは本を見てください。

日本戦車ファンには必携の書がまた増えめでたいことです。

Jungle Armour

待ちに待ったThe Factory PublishingのJungle Armourが到着しました!

93281tfir.jpg

版型はA4と大きく、収録された写真は2/3以上が初めて見る写真で、IWMcollectionsの小さいサンプル画像も詳細に観察する事ができるようになった。中のカラーイラストは解説も詳細で充実している。

ページ数は少な目だが、字は小さく情報量はかなりなものがあり、英語が読めないのが残念。

ビルマのシャーマンのバイブルと言えるでしょう。

これでシャーマンVが進捗しそう。(←ホントか!?)

そういえばタスカからシャーマンVが発売されちゃいましたね。今回のマーキングはノルマンディ戦に絞ってましたから、この本のおかげでデカール替えが出ちゃうのか?・・・自由フランス軍とかポーランド軍も出せる訳だし、それらとセットとか。でもシャーマンVで2アイテムは無いような気も。。。

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重平

Author:重平
戦車を作っています。
ツボなのは
旧陸軍戦車・自走砲・火砲
ドイツ3号、4号戦車とバリエーション
冷戦時代~20世紀末

最近、敵ばかり作っているような気が。。(あっ敵戦車の模型って事ですよ?)

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